【09.08.10】村上俊雄さん(代表世話人・事務室長)

平民のくらし

◎自分の戦争体験は、フイリピン、ビルマで亡くなった人に比べて語り得ないもの

◎昨年のリーマン破綻は日本にとって神風―――日本は新自由主義の道を辿ってはならないことを教えた

◎(日本はアメリカと価値観を断じて共有せず)日本は九条をもっている)

◎私は、財界の中で決して孤立していない!

▼先月の連続憲法講座で品川正治さんは百二十分じっくり語り、休憩後五十分、質問に答えられた▼私はホテルに迎えに行き司会をし、休憩時間にお相手をした▼品川さんは「一身にして二生を生きた」と述べられた。聞けば聞くほど品川さんは一身にして何生も生きてこられた。今もなお脚に銃弾の破片が入っている。平岩外四経団連会長と共に1993年、企業献金の廃止・小選挙区制導入にかかわる。全損保労組の専従役員を9年つとめた。息子夫婦を失い孫娘の養育に当る。『谷間のゆり』(岩波文庫)を病床の前妻に朗読し続けた。「読み終わったときが彼女がこの世を去るときだと互いに覚悟。」――これらの体験なしにあの発言はない。(革新・愛知の会村上俊雄事務室長)

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