【12.06.09】人とのつながり宝物――中根桂子さん

ひとりひとりが発信できる時代 「まのび放送局」開設!

 
中根 桂子さん
1971年7月生まれ 豊田市出身 
ブログ:バンビの独り言主宰、まのび放送局も開設。原発・子育て・社会問題や環境問題について発信。

ブログ「バンビの独り言」↓↓http://blog.goo.ne.jp/banbiblog
「まのび放送局」↓↓次回6/20(水)11時から
http://manobing.com/

療術所を仕事に

 おもちゃ屋をやっていましたが、療術所を始める準備をしています。「温熱刺激療法イトオテルミー」といって、体温を上げ自然治癒力を高め免疫力をあげる療法です。
 私、死ぬのが怖いんです。(笑)自分の家族や大切な人をなくすのもいや。食品添加物に興味をもったのは中学校生の時で、そのころから環境ホルモン、ダイオキシンなどにも関心を持っています。
 もともと手当というのは「手を当てる」というところからはじまるでしょう。人間的なあったかい環境をもとに戻したいという気持ちもあって療術所をはじめました。

差別が嫌い

 人が大好き、俳優の松田美由紀さんとつながったのはツイッター。「ロックの会」に誘われて、「お言葉に甘えてきました」といったら、とてもフレンドリーな感じで声をかけてもらいました。
 差別が嫌いです。「なんで同じ人間なのに・・・」と憤る子どもでした。誰かが虐げられているとか、犠牲になっているということは我慢ができないんです

情報が知らされていない

 問題なのは、私たちにいろんなことが知らされていないこと。情報統制とか、情報捏造が一番怖い。ガラスばりにすべき。私たちは決める土俵にすらあげてもらっていない。もっと怖いのは、その事に疑問を感じない人が多いことです。

信頼し合える関係を

 すごく地道なことかもしれないけれど、子どもの意見や気持ちを尊重し、失敗を恐れず自分で考えて行動する、責任をとる子どもたちを育てる事は次の社会に繋がると思います。10歳の子どもは10年たてば成人になりますから。
 今、お母さんたちは疲れ切っています。「話を聞いてくれますか」という人がたくさんいます。私はカウンセラーじゃないから「うんうん」と聞くだけですが「そうなんだ、頑張ってきたね」というと、涙をボロボロ流して「こんなに人に話を聞いてもらったことがない」って言うの。辛いことを旦那さんにも、親にも話せない。
 子どもやお母さんたちの心をケアしていきたい。自分の生活や家族のことでいっぱいだと、政治のことに目がいかないでしょう。そこで、子どものことを信頼しましょう、といわれても、自分が信頼されていなければ、それがどういうことかわからない。大人同士がお互いに信頼し合うこと。そこからしか話ができないんじゃないかな。
 気の合う活動の仲間だけでなく、地元のお母さんたちと一緒にやっていかないといけない。小学校のお母さんたちと持ち寄りランチタイム会で、仲良くなり、原発の話を少ししてみたりします。 一緒に年老いて、身体をいたわり合う仲間を地元につくる。車でいかなくてもつっかけで行ける距離に友達を、と思っています。
 自分が生きてよかったと思えるようになってようやく人に目が向く。そういう人がこの地域でいっぱいになればいいなと思っています。

「まのび放送局」―双方向メディア

 仏像彫刻家の真野明日人くんと二人で「まのび放送局」を開設しました。テレビや新聞は本当のことを言わない。だったら、自分たちで番組を作って発信していけばいいじゃないか、と。
 私たちは、スポンサーには頼っていないので「空気」を読む必要はない。見ている人が参加できる双方向メディアで、これからのメディアとして大事だと思っています。
 誰でも簡単に放送局を作ることができる。ひとりひとりが受身ではなく、メディアになれる時代が来ています。私たちは半歩先行く存在として、みんなにマネをして欲しい。自画自賛ですが、すごい面白い番組です。(笑)
 月に2回ぐらい11時から13時まで生中継、夜しか見れない人に再配信放送もしています。

3・11後、大きく舵を切って

 3・11はすごく辛い出来事だったけれど、ある意味では、本当にいい出会いがたくさん生まれました。だからこそ、ここで大きく舵をきって変えていかないと、亡くなった方にも申し訳ない。
 すごく活動する人と何があっても変わらない人の間にいる70%位の人がどちらにも傾く人なんですって。この人たちを幸せの方にちょっとでも引きずり込みたい、その努力を惜しまないでやっていきたい。体がしんどいというと駆けつけてくれる仲間がいて、子どもを遊びに連れていってあげるという仲間がいて、病院とか、高額な保険とかに入らなくても不安じゃないんです(笑)。
 お金じゃない、人とのつながりが宝物、このつながりを大切にしていきたいですね。

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