【12.09.06】村上俊雄さん―革新・愛知の会代表世話人

 あの小泉政権下では、私たちは少数。規制緩和、民営化で非正規労働が増え、自衛隊のイラク派兵、首相自らが靖国神社公式参拝を行った。それでも6年間、小泉内閣への支持率は常に不支持率を上回った
 いま野田政権の政策には大きな怒りのうねりがつくられている。原発ゼロを求める動き、官邸前の金曜行動は勢いを持続、さらに全国各地にも。TPPノー、消費税増税ノーの行動は火曜日、水曜日に官邸前で。オスプレイ配備ノーも含めてこうした動きは世論調査で過半数。我々はいまや多数。
 「近いうち」解散をめぐって国会内に虚々実々の動きがあるが来年夏までには必ず総選挙、参議院選挙がある。
 消費税率値上げをめぐっては国会議員の90%(民主・自民・公明)が賛成。野田政権の政策に多数の人々が怒りを持っている。この運動、うねりと結びついて国会内で多数派を選挙で創ることがいまや焦眉の課題であり、革新懇運動の戦略・戦術が求められている。

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