【14.10.10】止まらない設備大トラブルによる黒鉛発生

新日鉄名古屋革新懇 辻井健児

 
 「今度トラブル起こしたらなんともならんぞ」とサウナで現場で働いていた人と話していた翌日に第一コークス炉石炭塔で爆発、重軽症15人発生。私が、CBC報道ニュースの出ていたのを見た近所の方が「音を聞いたので雷かなと思ったが西のほうから煙が出たのでまたかと思った」。

 1月から新日鉄住金名古屋製鉄所内で六回もの設備大トラブルで(コンベアー火災含む)黒煙を発生させ、職場はもとより地域社会に不安、怒りが。
 名古屋製鉄所はかつて八千人いたのが、今は三千人。技術革新と、人減らし「合理化」で一人一人の負荷が格段に増しています。そして鉄鋼も大手二社に収れんされ、企業のグローバル経済で競争にさらされるのと、高度成長に大量に採用され働いてきたベテランの団塊世代が退職になり、世代が変わり技術が高度化された職場で労働者の負荷の強度が増しているにも関わらず長時間過密労働、労働時間、賃上げ等いっこうに改善されないなかで技術、技能の伝承が失われているのが実態と感じる。

 二年前住金と新日鉄が合併し、新しい中期計画が発表されています。それには海外へ生産シフト、国内は生産性の低い競合するラインは停止と労働者への不安と競争をあおっています。一例をあげるとラインをできるだけ止めないで修理を実施するためにやらなければいけない箇所だけ修理を実施してラインを動かす。本当は更新しなければいけないのにもかかわらず修理を先に延ばす。
 そこにはトヨタへのジャストインタイム方式が働き、まともにきちっと設備を管理、人を育てきれていない事態が生まれていると感じます。

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