【15.03.10】その土地の条件、特性を生かして―16年の休眠状態を脱して

みなと革新懇事務室長 石原宰

 
私たち、名古屋市港区の「みなと革新懇」は16年前の創立総会以来休眠状態にあり、昨年5月に再開総会を開催しました。
 これまで休眠状態であった反省から事務室を5人態勢とし、月に1度の会議を定例化しています。革新懇の運動スタイルは自由で、その土地、その土地の条件や特性に見合った運動の架け橋にと聞きましたので、民主団体が軒を連ねる港区では主に学習で運動の架け橋になろうと考えました。
 再開総会では記念講演として元東京都狛江市長の矢野裕さんをお迎えして、市民との協働で市政を運営した経験を語っていただきました。
 第1回拡大世話人会では佐々木憲昭衆議院議員(当時)に「今、リニア新幹線を考える」と題して講演をしていただきました。第2回拡大世話人会ではもとむら伸子衆議院議員に「愛知の大型開発事業の無駄を斬る!」ということでリニア問題を中心に記念講演を行っていただきました。またそれらとは別に11月には安倍政権打倒緊急集会も行っていましたが、どの企画も参加者は四十~七十名と今ひとつ広がりに欠け今後の課題となっています。
 世話人会では、様々なテーマでの学習の要望が出されたり、より若い世代が参加したくなるような企画をといった意見も出されています。
 御多分にもれず財政状況はシビア。はたして今後はどうなりますことやら。ワクワク、ヒヤヒヤしながらやっているところです。

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