【15.03.10】村上俊雄 革新・愛知の会事務室長

 安倍首相は、野党議員の質問中に野次を飛ばす。しかも、あろうことか、事実にもとづかないことで野党を批判する。その上、民主党と日教組とのカネの問題で謝罪する。質問されたことにはまともに答えず、他の視点から質問者を批判する。
 彼の発言はいつも上から目線で、困難な中で生きている人の共感、優しさに欠ける。いつもよどみなしにしゃべる。自ら考えないので、発言に責任を負わない。
 イラクでの人質事件、戦後70年問題、少し前は尖閣問題など偶発した問題への対処を通じて、次々と右寄り(「日本を、取り戻す」)の政策が出される。この右寄り(安倍好み)政策推進の秘密は官邸機能の強さにある、毎日2~30分でも必ず正副官房長官会議(首相、官房長官、3人の副官房長官、首席秘書官)が持たれている。ここからのトップ・ダウン。
 与党内でのチェックが弱いこともあり、絶頂期に失墜の危機が始まる。次々と出る「政治とカネ」・・・・・

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