【16.06.10】若者憲法集会デモ4000人、選挙に行こうよ!とアピール――民青同盟愛知県委員会・古川大暁

 
 5月15日に東京で開かれた若者憲法集会&デモは、安倍政権の「戦争する国づくり」に反対し、日本国憲法に刻まれた人権と民主主義の実現を目指して2014年にスタートしました。
 愛知では、この集会に向けて参加を予定している青年で実行委員会を結成し、プレ企画を県内で開催するなど運動を強めてきました。 今年、3回目となった集会には、愛知から21名が参加し、全体では、会場いっぱいの1100人が参加しました。

 午前中に行われた分科会では、沖縄問題や福島と原発を考える分科会など8つの多彩なテーマが準備され、参加者がそれぞれの分科会に参加して学びました。
 福島の分科会では、福島で除染作業に携わってきた青年から思いが語られるなど、震災と原発事故の被害が終わらない現状が鮮明になりました。

 全体会では、貧困問題で活動する稲葉剛さん、秘密保護法反対などの問題で活動する矢崎暁子さんの二人を講師に、働く若者と高校生が自身の思いを交えながら語り合いました。 高校生の「自分の思いを語っても友達になかなか響かない」という質問に、「表面上は響いているように見えなくても、心の中では響いていることもある。あきらめずに語り続けることが大切です」との言葉が印象的でした。

 全体会後のデモには4000人が参加。新宿の街を「選挙にいこう」、「7月は参院選挙」など、選挙で変えようという思いをアピールしました。
 今後は、この集会に参加したメンバーを中心に県内でも何かできることがないか考えていく予定です。

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