【16.10.07】ひとり一人が大切な存在 松井妙子さん

人づくり・仲間づくり・地域づくり・平和づくり 人財ネットワーク同胞(はらから)代表 松井 妙子

 
 私は、高校を卒業した18才で地域の青年団に入団して、はや、うん十年、54才になる今も愛知県青年団協議会の相談役として、現役の活動にかかわっています。なぜならそれが、この国がつくり出している現状だからです。青年団が時代に合わない、役割を終えた、必要ないわけではありません。
 青年(人)が学び、自分の意見を持ち、ひとり一人が主体性を持ち行動することを望まないこの国のありかたの問題です。

 今の時代に問われていること、それは、ひとり一人が主体性を持ち行動すること、そして大事なのは基本に忠実に生きること。

 人は一人では生きていない、みんなで社会をつくっている、できないことはお互い得意とすることで補い合えばよいのです。完璧な人間はいませんから。それさえわかっていれば、社会の一員として、自分は何ができるか考え、そして楽しみながら、みんなで協力し、幸せに生きていくことができませんか?

 私の場合・・・
私は、やはり青年団で学んだ精神にこだわって生きること。
 それは、私を育てたふるさと(親や地域なども)を大切にし、出会いや仲間(人)を大切にし、学ぶことを続け、よりよい社会を創ることに自分ができる事から関わり、みんなで平和に生きて行く。そのためのチャレンジをしています。
 青年団に出会ったからこそ今の私がありますから。
 あなたは?

(松井妙子さんは2005年11月号インタビューに登場され「顔の見える交流が大事 あなたは友人のいる国を攻めますか?」と語っていただきました。)

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