【16.11.10】早川 純午医師、愛知民医連会長、革新・愛知の会代表世話人

平民のくらし

社会保障、中でも医療・介護を巡っても、新自由主義的政策が進行する▼国民には、持続可能性と公正・公  平をうたい、(1)社会保障費抑制のため、病床削減や県別医療費削減=医療計画の策定推進を競わせ、(2)病床削減によって地域に出させられる人々のためのの受け皿=地域包括ケアの推進(本人と家族の選択と心構えを根底にして)、これも市町村にその責任を負わせるものである▼国民には「福祉は、与え、与えられるといったように支える側と、支えられる側に分かれるのではなく、地域のあらゆる住民が役割を持ち、支えながら・・地域共生社会を作る これをこれからの福祉改革のコンセプト」(「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部について)とパラダイムに変換を求めている▼つまり、生活の場である地方自治体での取り組みが一層重大な局面であることを改めて考える毎日だ。
(早川純午 医師、愛知民医連会長、革新・愛知の会代表世話人)

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