【19.03.10】要求実現をめざした一宮市長選―柴田伸治(一宮革新懇)

 
 一宮革新懇は、2019年1月の市長選をどう闘うか政治革新、要求実現という立場でばらばらに考えるのではなく、一緒に市長選を闘うことを確認し、選挙で中心的に活動をしました。
 第一に政策作りです。
「市民要求実現と中野市政」学習会などを開催し「2018 基本政策大綱(案)」をまとめました。「国保税1万円引き下げ」「学校給食費の無償化」「公立保育園53カ園を守る」「消費税反対」「憲法9条改悪に反対し、平和なまちづくり」です。
12月7日、みんなの会(市長選をたたかう市民組織)の代表世話人会で、今度の市長選挙の持つ意味を再度論議し市民の要求に冷たく、一向に市民の意見を聞かない市政を許すわけにはいかない、候補者を立ててたたかうことをきめ、みんなの会事務局長、一宮革新懇の会員の伊藤さんが立候補の決意表明をされました。
 結果は、いとう幸康 15,059票 得票率17・8%、中野正康 69737票 投票率27・35%です。   
 相手陣営は、オール与党体制。準備4週間のたたかいでよくこの票を勝ち取ったといえます。
 得票目標は、25,000票、得票率は20%をめざしましたが、それには及びませんでした。
 わたしたちの取り組みの遅れから選挙の争点を鮮明にすることが出来ず、掲げた政策について、もっと宣伝が行き渡れば、大きな争点になったと思います。
 安倍政権への批判の1票になるという点での押し出しは、不十分でした。
 中野市政に対する批判票もあると思いますが、1万人の人たちが、政策に共鳴して支持してくださったことに確信を持ち、その人たちを見つけ出し、県会市会の支持者にしていくことが求められています。
 課題も多くありますが、一宮革新懇として市長選を中心的にたたかったことを教訓にしてこれからも地域で活動を進めていきたいと思います。

このページをシェア