【19.09.10】中尾 裕子(愛知県母親大会連絡会事務局)

女性・母親は歩みつづけます!

「生命(いのち)をうみだす母親は 生命(いのち)を育て 生命(いのち)守ることをのぞみます」

 このスローガンをかかげ、歩みつづけて今年で65年。第65回日本母親大会はビキニで被災した第五福竜丸のふるさと、焼津があり、母親運動の原点の地である静岡で8月24、25日と開催されました。
 今年の大会は「核兵器から子どもを守ろう」という母親運動の原点とともにさきの参院選挙の争点に押し上げたジェンダー平等をめざし、草の根から運動している女性・母親たちの力を結集し、成功させることができました。
 
愛高教からは「県内公立校の6割以上が男子が先の学級名簿を使用している。男女を混合して並べる名簿の推進を求めている。男女でひとくくりにとらえない混合名簿が個を大切にする視点を生む」と発言がありました。
 
 また愛知では8月4日、知多市で第65回愛知母親大会を開催し、18分科会と3つの見学分科会・全体会には、1100人を超える参加がありました。
 全体会の記念講演は「世界の動き、日本の動き、ジェンダー平等社会への歩みと課題」と題して三枝麻由美名古屋大学男女共同参画センター准教授が講演。世界から遅れているジェンダー平等を再認識しました。

 私たちはこの大会の中で話し合い、交流し、学習したことを力に、激動の情勢にしっかりと向き合い、連帯をつよめ、子どもたちに「核兵器も基地も原発もない平和で明るい未来」を手渡すために力をあわせることを確認し、今年も“熱い夏”が終わりました。

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