【20.05.10】県職トークの会 大山晴久さん

野党連合政権時代の方針に、魂が揺さぶられる

「愛知県職員革新ト〜クの会」は、1998年4月に発足後、海上の森などの現地体験ツアーや、中部新空港などの学習会に取り組んできました。
 同年秋、愛知県の「財政非常事態宣言」を機に給与削減措置が発動される中で、組合員の気分感情にかみ合う活動スタイルとして革新懇型から「県職員ネットワーク」ビラで職員対話を広げようという方向に切り替えることになりました。
 以来ネットビラは2018年までに64号を数え、郵送と机上配布を通じて県下の職場に届けて庁内世論の形成に努めてきました。
 ネットワーク主催で「行革」などの学習会も開きましたが、「ト〜クの会」としては2011年東日本大震災後の福島原発学習会を最後に、多くの活動家のリタイアとともに名ばかりになってしまいました。
 昨年、神戸の全国革新懇交流集会に20年ぶりに参加し、大阪損保懇の奮闘などから、「懇」再開に本腰を入れる必要を再認識。
 さらには日本共産党の28回大会が提起した野党連合政権時代の方針にも接し、魂が揺さぶられました。
 “政治を変えて職場を変える”統一戦線の要として、「ト〜クの会」の再生は待ったなし。新日鉄革新懇の経験も参考にして、職場門前宣伝に踏み切ろうと準備。
 しかし独自ビラも用意した初回の4月16日は、コロナの緊急事態宣言の発令で残念ながら延期に。
 前途は職場を離れたOB主体でいつまで続けられるのか、気まぐれ・場当たり状態の正常化など多難ですが、現役を励ますためにも毎月1回は門前に立つことにチャレンジする決意です。

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