【20.09.10】田辺準也/革新愛知の会代表世話人、地域と共同研究センター理事

 安倍首相が辞任を表明した。突然、という演出、最後まで本当に姿隠すのか。本当は追い込まれた辞任である。
 7年8か月、消費税から安保法制、モリカケから桜を見る会、何よりも憲法改悪の悪政の連続、だから切れ目なくアベ辞めろ、の声が全国に響き渡ってきた。
 コロナ禍のなかで声はいっそう高まってきた。その国民の声が遅すぎた辞任表明をもたらしたのである。だから政権のたらいまわしなど論外である。一日も早い総選挙が実施されなければならない。そしてコロナで苦しく国民の切実な声をしっかり反映した政治を実現させなければならない。その条件はある。
 この間、安倍政治に対抗する国民の声を粘り強く結集してきた市民と野党の共闘の力である。今こそ市民の声である。コロナ禍の中、世界中で人々が立ち上がっている。安倍辞任表明を私も声を上げる絶好のチャンスと受け止めたい。

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