【07.07.24】あきらめず声をあげれば、職場も社会も変えられる

あきらめず声をあげれば、職場も社会もかえられる

 
並川 穂高
日本民主青年同盟
愛知県委員会副委員長  

「あきらめず声をあげれば、職場も社会も変えられる」――全国から3300人を集めた5・20全国青年大集会に、愛知から参加した青年をはじめ、集会にむけて全県で働く青年の実態を集めてきた運動の中で、この確信が高まっています。

 深夜の駅頭での働く実態アンケートに向こうから近づいてきて「仕事のパネルが見えたのでちょうどいいと思って」と自分の実態を話してくれたり、各地で配っている返信用封筒付きアンケートがどんどん返ってきて「給料は低いのに増税で、今後どのように生活していけばよいのか」などの怒りと何とかしてほしいという期待が寄せられています。 

若者が自分の抱えている苦しみを誰かに聞いてほしいという思いを強めているとともに、その問題が個人的なものではなく、根本にいまの社会や政治の問題があると気づいてきています。そこに正面から「おかしな政治と社会を変えよう」という呼びかけが最高にかみ合い運動と仲間の輪が広がる、そんな瞬間だと思います。

 集めてきた声を持って、愛知県や名古屋市など自治体と懇談したり、その声が市議会で取り上げられて、名古屋市では平日昼間に仕事の人でも労働相談ができるメール窓口を拡充すると述べたり、若者の労働実態調査を約束する自治体が出るなど、身近なところでも現実に社会を動かしています。

 夏の参議院選挙が目の前です。この変化をつくり出してきた青年の力をさらに集めて、青年自身の手で願いの届く政治を実現できるこのチャンスを必ずつかみ取りたいと思います。

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