【11.07.30】「マスメディアを注視する会」どうぞ「試して」みて-高橋信さん(愛知県平和委員会理事長、革新・愛知の会世話人)

 「マスメディアを注視する会」を 愛高教退職者の会(八百数十名)有志で、09年7月23日に立ち上げ、11年6月22日まで19回行ってきています。09年5月の「会」の総会へのメッセージで呼びかけたところ、3名から賛同の声が寄せられ、スタートしました。日頃、目にしたマスメディア(テレビ、新聞、週刊誌等)報道にもの申す方式で、月1回の会合に情報を持ち寄り交流します。「会」で一致してどこそこへ抗議電話をするとか声明を出すとかという「堅い」ものではありません。参加者は少ない時は5名、多いときで8名程度で決して大きな集まりではありません。しかし、集まってくる「同志」は、紛れもなく現代マスメディア報道に怒りを込めて資料持参で参集します。

 沖縄・普天間基地、北朝鮮情報、「坂の上の雲」、労働者派遣法、韓国併合100年、総選挙結果と民主党政権、政治とカネ、国鉄闘争とJR不採用、イラク・アフガニスタン情勢、河村市長の動向、憲法情勢、TPP、東日本大震災、原発等、取り上げた題材には枚挙に暇がありません。「会」通して、マスメディアがいかに真実を隠しているか、ウソと偏った報道を繰り返しているかを改めて認識しています。「会」として運動をしているわけではありませんが、「会員」の目は、明らかに研ぎ澄まされて来ています。7月2日、明治公園で行われた2万人原発集会について、大手新聞は「赤旗」以外、「朝」・「毎」・「読」・「中」は、まったく報道しませんでした。笠井議員が国会で追及した九電のやらせメール問題でも、共産党の笠井議員による追及について、「中日新聞」は一言も触れていません。

 皆さん、どんな集まりでも短い時間で結構です。「情勢論議」いうと堅くなり、時間も長くなります。「気になった報道」について、「気になった人」が報告すればいいのです。どうぞ、「試して」みてください。
 きっと「合点」がいくでしょう

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